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20代の自己投資は「読書」が最適!おすすめな本5選と読書のコツを紹介

20代は「社会人になる」「結婚する」など人生におけるターニングポイントが複数あります。

そのタイミングで仕事や人生において何かを学ぼうと考える方は多いのではないでしょうか。

これからの人生をどう築いていくか模索する時期である20代にとって「自己投資」は重要なキーワードです。

そして、その中でも特に手軽に始められて効果が大きいのが読書です。

この記事では、「なぜ20代に読書が必要なのか?」という視点で、読書による自己投資のメリットや、習慣化のコツ、おすすめの本まで詳しく解説します。

最後まで読んで、あなたの読書人生をスタートさせましょう。

目次

なぜ20代の自己投資として読書が必要なのか

20代は、人生の基盤を築く非常に重要な時期です。

仕事、人間関係、将来の生き方など、多くの選択と変化が訪れるこの時期だからこそ、自分自身への「自己投資」が必要とされます。

その中でも読書は、最小限のコストで場所を選ばずに始められる自己投資のひとつです。1冊1,000円前後の本から得られる知識や考え方は、何万円、何十万円もの価値生み出す可能性を秘めています。

また、文部科学省の調査では、読書によって「考える力」「表す力」「想像力」など、いわゆる国語力が総合的に高まることが示されています。このような国語力は、文章の読み書きだけでなく、企画提案やプレゼン、コミュニケーションといったビジネススキルにも直結する力です。

第2 国語力を身に付けるための読書活動の在り方:文部科学省

要するに読書は、20代がこれからの人生を切り開くための「武器」を与えてくれる存在だといえるでしょう。

そのため、今後よりよい人生を送るために自己投資として読書が必要です。

20代が自己投資として読書をするメリット5選

読書は時間とお金の面で非常にコストパフォーマンスが高い自己投資なので、20代におすすめです。

ここでは、20代こそ読書するメリットを5つ紹介します。

コスパがいい

1冊1,000円前後の本には、著者がこれまでの経験から積み上げた知識やノウハウが詰まっています。

たった数時間で、成功者の経験をインプットできるのは読書の大きなメリットです。

また、図書館や電子書籍の読み放題サービスを活用すれば、さらにお金をかけずに知識を吸収できます。

収入や時間が限られている20代にとって、読書は自己投資としてもっとも手軽で効果的な手段のひとつです。

語彙力が磨かれる

読書を続けると多くの活字に触れるので、自然と語彙や表現力が身についていきます。

語彙力が高まると、日常のコミュニケーションがスムーズになるだけでなく、プレゼンやメールなどビジネスシーンでも相手に伝わる言葉を選べるようになるので、成果につながる可能性が高いです。

語彙力の差は信頼や評価に直結する要素となります。

学びが仕事や生活にそのまま活かせる

ビジネス書や自己啓発書から得た知識は、すぐに現場で応用できるものが多くあります。

例えば、論理的な思考法や時間管理の方法、人間関係の築き方などは、読んだ翌日から職場で使えるノウハウです。

また、小説やエッセイから得られる視点や感情理解も、人間関係や接客などに役立ちます。

読書は単に知識を得るだけではなく、生活に直接活かせる「実践的な学び」です。

新しい趣味が増える

読書は趣味としても優秀です。特に20代のうちにいろいろなジャンルの本に触れておくことで、興味の幅が広がります。

歴史、経済、心理学、小説、SFなど、新しい世界に出会えるのも読書の魅力です。

仕事や人間関係で疲れたときも、好きな本の世界に没頭することで気持ちを切り替えられます。

読書を趣味として楽しみ「多様な価値観」に触れると、将来的に自分を支える資産になります。

ストレス解消になる

イギリスのサセックス大学による研究では、わずか6分の読書でストレスが最大68%軽減されるという結果が出ています。音楽や散歩よりも効果が高かったというこの研究は、世界中で話題になりました。

以下のようなさまざまな記事やニュースに掲載されています。

Reading ‘can help reduce stress’

読書はストレスを軽減します。事実。–文学の医学

読書はストレスを軽減するのに役立ちます – Times of India

読書をしている間は、現実の不安や悩みから一時的に距離を置くことができ、心のメンテナンスとしても有効な自己投資です。

また、スマホばかり見てしまう今の時代に読書を習慣化すると、デジタルデトックスにもなるので、心身の健康を保つことにもつながります。

自己投資として読書をするときの注意点

読書は手軽で効果的な自己投資ですが、ただ本を読むだけでは、その効果を十分に得られない場合もあります。

特に「何となく読む」「読みっぱなしにする」といった読書スタイルでは、知識として定着せず、実生活に活かすことが難しいです。

ここでは、20代が読書を自己投資として活用する際に意識したい2つの注意点を紹介します。

読書の目的を持つ

本を読むときは、明確な「目的」を持つことが大切です。

「なんとなく評判だから読む」という理由だけでは、本の内容が頭に残りづらく、途中で読むのをやめてしまうことも少なくありません。

例えば、読書の前に次のような目的を考えてみましょう。

  • 「仕事で使える論理的思考を学びたい」
  • 「人間関係に悩んでいるからヒントが欲しい」
  • 「お金の知識を身につけたい

自分が今直面している課題や興味に即したテーマを決めて読むことで、本の内容がより深く理解でき、行動にもつながりやすくなります。

目的意識を持って読書に臨むことは、自己投資としての効果を最大限に引き出すために重要です。

必ずアウトプットをする

読書で得た知識は、アウトプットをしないとすぐに忘れてしまいます。

「エビングハウスの忘却曲線」という心理学の法則で示されている通り、人は1日経つと74%の情報を忘れてしまいます。

そのため、読んだ内容を次の日に仕事で実践したりSNSやブログで発信したりして「アウトプット習慣」を持つことが大切です。

20代のうちに、読むだけでなく「使う」ことを意識した読書習慣を身につけておくことが、長期的な自己成長につながります。

読書を習慣化させるコツ3選

どれだけ読書のメリットが大きくても、継続できなければ大きな効果は得られません。

特に仕事に慣れたり人間関係をつくったりと忙しい20代にとって、「読む時間がない」「集中力が続かない」という悩みはよくあるでしょう。私も実際そうでした。

しかし、少しの工夫で読書は無理なく日常に取り入れることができます。ここでは、読書を習慣化するための3つのコツを紹介します。

寝る前のスマホを読書に変える

寝る直前までスマホを見てしまうという人は多いですが、この時間を読書に変えるだけで最高の読書になります。

スマホのブルーライトは睡眠の質を下げる原因にもなりますが、読書は心を落ち着かせ、良質な睡眠を助けてくれるからです。そのため、紙の本を使用するのがおすすめです。

「毎晩10分だけ読む」と決めるだけでも、自己投資としての読書を無理なく継続する習慣に変えられます。

隙間時間を活用する

忙しい毎日の中でも、通勤時間や昼休み、待ち時間など、「ちょっとした空き時間」はあります。

こうした隙間時間を活用すると、1日の中に自然と読書時間を取り入れられるのでおすすめです。

スマートフォンに電子書籍アプリを入れておけば、いつでもどこでも読書ができます。隙間時間だけでも積み重ねれば、1週間で1冊読み終えることも可能です。

「まとまった時間が取れないから読めない」と思っている方は、隙間時間の活用を意識してみてください。

読み切らなくても気にしない

「最後まで読まないと意味がない」と思い込んでしまうと、途中で読書が止まってしまったりそもそも読むことをやめてしまったりする原因になります。

しかし、自分にとって必要な部分だけを読むスタイルでも十分に価値はあります。

特にビジネス書や実用書は、目次を見て興味のある章だけを読む「つまみ読み」でも学びになります。自分に合わない本は無理に読み続けず、途中でやめる判断も読書力です。

読書は義務ではなく、あくまで自己投資です。完璧を求めすぎず、続けられる方法で取り入れていきましょう。

20代の自己投資におすすめの本5選

【思考力を鍛える】ゼロ秒思考

「頭の回転が遅い」「考えがまとまらない」と感じる方におすすめなのが、『ゼロ秒思考』です。

A4用紙に1分で考えを書き出す「メモ書き」トレーニングによって、思考のスピードと深さを圧倒的に鍛えられます

実践を重ねるうちに、仕事やプレゼン、人間関係での「考える力」が明確に変わっていくのを実感できるはずです。

20代からこの思考習慣を身に着けておくと、さまざまな場面で役立つこと間違いありません。


【人間関係の悩みに】嫌われる勇気

人間関係に悩みが尽きない20代にこそ読んでほしいのが『嫌われる勇気』です。

アドラー心理学をベースに、「他人の期待に応えなくてもいい」「過去ではなく今を変える」など、人生を前向きに生きるための考え方が学べます。

会話形式で進むため非常に読みやすく、読了後は心が軽くなります。自分軸を持ちたい方、他人に振り回されたくない方におすすめの自己投資本です。


【仕事に役立つ】コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト

仕事の基本力をつけたい20代に最適なのがこちらの一冊。

若手のうちに経験する議事録作成や資料作成、報連相など、社会人として必要なスキルが網羅的に学べます。

特に、タイトルにもある通りコンサルティング会社での経験をもとに書かれている本なので、論理的思考やアウトプットの質を高めたい若手社会人におすすめです。

「シゴデキ」になるためのエッセンスが詰まった、20代のビジネス基礎固めに最適な一冊です。


【将来への不安に】苦しかったときの話をしようか

「このままでいいのか」「自分の強みって何だろう」といった将来への漠然とした不安を抱える20代に刺さる本です。

著者自身の挫折と再起の経験を通じて、「自分の価値の見つけ方」「人生の戦略の立て方」がリアルに描かれています。

この本は、著書が自身の子供に向けて書いた内容ですが、進路に悩む就活生や仕事に違和感を感じている社会人などすべての若者にとって自分と向き合う大きなきっかけになる自己投資本です。


【お金の基礎力をつける】お金の大学

「お金のことを学ばずに大人になってしまった」という20代に圧倒的な支持を受けているのが『お金の大学』です。

貯める・稼ぐ・増やす・守る・使うという5つの力を、イラスト付きでわかりやすく解説しており、金融知識ゼロでも安心して読めます。

残念ながら日本の学校では「お金」について学ぶ機会は与えられていません。

社会に出て給料というこれまで以上の収入が手に入り、税金や保険など様々な消費が増えるのが20代です。

そんな20代にとって、これからの資産形成の土台を築くための必読書と言えるでしょう。

【まとめ】20代こそ読書をして自分の価値を高めよう!

20代は、これからの人生の土台となる大切な時期です。

将来への不安や、自分の強みが見えないという悩みを抱えながらも、「何か行動を起こしたい」と感じている方には自己投資として読書に取り組むことをおすすめします。

本を通じて得られる知識、考え方、視野の広がりは、あなた自身の可能性を大きく広げてくれます。

読書は「時間があるときにするもの」ではなく「時間をつくってでもしたい自己投資」です。

まずは1冊、気になった本から手に取ってみてください。日々の積み重ねが、未来の自分を確実に変えていきます。

今こそ読書を習慣にして、自分の価値を高める一歩を踏み出しましょう。

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